【魅了の魔眼】は危険だからと国外追放された伯爵霊嬢は招き人とともに魔族の国に拾われました(下)

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あらすじ/作品情報

伯爵家令嬢のコニッシュ・スウは、生まれつき体が弱いこともあり引き篭りがちな少女である。社交の場ではもちろんのこと、家族からも蔑ろにされる彼女は、存在感のなさから伯爵“霊”嬢と揶揄されていた。そんな目立たないスウの持つ赤と青の瞳は、じつは人を魅了する力を秘めた魔眼であり、このことから「魔瞳を使って王子殿下を籠絡しようとしている」という嫌疑をかけられ、家人たちにより遠い魔人の国の森に捨てられてしまう。見知らぬ森の川辺で自らの行く末を悲嘆していたスウは、意識を失い流されてきた青年を助けることになる。青年を探していた魔人の国の住人・ミゲルに連れられ、魔人の国へ行くことになったスウ。彼女はそこで、人間の国で教えられきたものとはまったく違う魔人の国の実情に驚きながらも、スウを奇異な目で見る者がいない居心地の良さを感じはじめる。ミゲルや川辺で助けた上坂心たちとともに魔人の国で暮らすなかで、スウはここで生きていくことを決意するが……。下巻は2022年5月5日発売です。

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