障害があり女性であること: 生活史からみる生きづらさ

作家名: 土屋葉
出版社: 現代書館
2500ポイント
障害があり女性であること: 生活史からみる生きづらさ
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あらすじ/作品情報

障害のある女性48名の生活史から、「障害があり女性である人たち」を生きづらくさせている社会構造や差別について、深く考察した一冊。障害者について論じられるときには、性差別のせいで女性の声がかき消され、女性について論じられるときには障害者差別のせいで障害女性の声はかき消されるという状況がある。しかし、障害のある女性が受ける差別の実態を明らかにする試みはいまだ途上にあり、複雑に絡み合う問題を把握するためのデータは圧倒的に不足している。本書は、この不足を埋めることを試みるものである。【主な目次】はじめにある女性の語りから——イントロダクション第Ⅰ部 障害とジェンダーをめぐる困難第1章 精神障害のある女性の生きづらさ第2章 視覚障害のある女性の生きづらさ第3章 発達障害のある女性の生きづらさコラム1 聴覚障害があること・女性であること第Ⅱ部 ライフコースと性役割第4章 恋愛・結婚、妊娠・出産をめぐって第5章 障害女性が性暴力被害にあうとき第6章 障害当事者運動における生きづらさ第7章 意識が無いと思われてるコラム2 成田さんが私たちに語りたかったこと第Ⅲ部 これまでとこれから 課題・論点第8章 インターセクショナリティ第9章 性と生殖に関する健康と権利(SRHR)の保障に向けて第10章 語られ、問い返され、重ねられてきた経験コラム3 障害のある女性が性と生の主体になるために座談会 「生きづらさ」からの脱出/「生きづらさ」との折り合い調査概要アンケート調査結果

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